日本型鉄道模型 HO/16番専門のメーカー&プロショップ

よろず日誌

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「日誌」と云っても、その日の出来事だけにとどまらず、通常のページには収まらないようなネタを盛り込んだ「ブログ的雑記帳」です。当ホームページの中では、チョッと息をぬいた軽めな文章で、古ネタや鉄の話もしたいと思います。多忙の為、スパンが長くなるのはご容赦ください。


2024年3月2日 犬走工房「転てつ器標識5点」新発売!

転てつ器標識5点

RF-121 転てつ器標識 2個入 ¥750

RF-122 てこ付き転てつ器標識 2個入 ¥750

RF-123 発条転てつ器標識 2個入 ¥750

RF-124 脱線転てつ器標識 2個入 ¥750

RF-125 転てつ器標識点灯化部品セット 2基分入 ¥1,000


今回の新製品は、ポイントの脇に設置され、線路際のアクセサリーの中では非常に魅力的な存在の転てつ器4点とその点灯化パーツです。
実物は可動ですが、複雑になる為に定位の形状とし、点灯対応のみとしています。点灯させないなら、本体は黒色モールドですから、シール貼りとレンズ入れのみです。シールを丸く切り出すのが難題ですが、ポンチで抜く場合も含め、失敗用に必要数の3倍添付してあります。

RF-121 転てつ器標識 RF-122 標識付き転てつ器 RF-123 発条転てつ器 RF-124 脱線転てつ器標識

4種の転てつ器本体は3Dによる一体で、組立の必要はありません。
点灯化する場合は若干の下準備が必要ですが、詳細な説明書により、特に問題はありません。

画像の説明 画像の説明 画像の説明 画像の説明 画像の説明 RF-125 転てつ器標識点灯化部品セット

点灯化部品セットは4種に共通で、スイッチ付きのボタン電池ケース(電池は別売り)、白色LED、光学繊維、熱収縮チューブが転てつ器2基分入っています。光学繊維での導光ですが、必要十分な明るさです。
長い間夢だった、夜景に灯る、紫色とオレンジ色の標識が簡単に再現できるようになった点では、画期的な製品と云えるでしょう。

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説明書はクリックで拡大します


2024年2月25日 「電車、気動車用パーツ9点」新発売!

昨年発売して好評を頂きました「気動車用パーツ27点」の未発売分3点と、電車、気動車用汎用パーツ6点が新発売となりました。特記以外はロスト製です。


No.3653 気動車用空気溜セット(車端部用) No.3659 エンジン計器板(横型用) No.3677 気動車用客扉ステップ(C)

No.3653 気動車用空気溜セット(車端部用)  1セット  ¥400
主にキハ58系、キハ52-100等の横型2個エンジン車と、キハ40系列に使用されている、太くて短いのが特徴の空気溜。僅かに寸法の異なる元空気溜と付加空気溜が各1個のセットで、台座も一体のホワイトメタル製。

No.3659 エンジン計器板(横型用)  1個入  ¥200
既発売の縦型用と同様、エンジン周辺の空間を充実させる効果的なパーツ。ホワイトメタル製。

No.3677 気動車用客扉ステップ(C)  2個入  ¥700
一段下がった気動車ならではの客扉用のステップ。既発売の(A)(B)
は主に縦型エンジン用ですが、(C)は主に横型用です。


●電車、気動車用汎用パーツ6点

No.3636 台車用ブレーキシリンダー No.3637 電車用足掛板(広幅) No.3638 電車用足掛板(狭幅)

No.3636 台車用ブレーキシリンダー  4個入  ¥650
電車、気動車の台車に付く小型のブレーキシリンダーで、これの有無で形式も変わる重要部品。テコ部分まで一体化され、左右別なく使用できます。

No.3637 電車用足掛板(広幅)  4個入  ¥400
No.3638 電車用足掛板(狭幅)  4個入  ¥400
妻板に付く溶接タイプの小さなステップ。網目、取付ボルトもないシンプルなタイプで、広幅が2.5mm、狭幅が1.6mm幅。ペーパー車体でも
穴に差し込んで取付けられるので、安心です。


No.3639 屋根上把手 No.3640 携帯無線アンテナ No.3641 渡り板ヒンジ

No.3639 屋根上把手  6個入  ¥600
妻板や側面の登上ステップから、屋根に上がる部分に設けられる小さな把手。同寸で複数は作りにくいパーツですから、座の部分も一体のこの製品は取り付けも差し込みなので大変に便利です。

No.3640 携帯無線アンテナ  4個入  ¥450
気動車の正面助手側窓上に装備されるアンテナホルダー。アンテナ本体は工場等の入出場時のみに使用されるので、模型的には通常アンテナ部分はカットします。

No.3641 渡り板ヒンジ  2個入  ¥350
改造等で渡り板が不要となり撤去され、ヒンジ部分のみが、残された状態を表したパーツ。私鉄譲渡車等に多い。


2024年2月10日 犬走工房「農村情景12点/線路際設備9点」新発売!

3Dプリンターによるアクセサリーシリーズを続々と発売する「犬走工房」はご紹介が追い付かないほど。前回8月13日の当欄「事務室用家具12点」の後の発売分をご紹介します。

●農村情景シリーズ12点
日本の田畑や農家の情景に欠かせない物ばかり、いずれも着色済のモールドですから、ウェザリングするだけで、使用できて便利です。車輌と異なり、強めのウェザリングが効果的です。

AC-129 コンポスト容器 AC-501 ハサ掛け米セット AC-502 杭掛け米 AC-503 稲わらセット 
AC-129 コンポスト容器  2色各2個入り  ¥300
生ゴミや収穫廃棄物等用で、軽トラの荷台にも好適です。
AC-501 ハサ掛け米セット  1セット入り  ¥1,000
ハサは稲架と書き、地方により「ハザ」「ハゼ」等とも呼ばれており、刈り取った稲を干すための設備。セットは、極細竹ヒゴのハサ掛け棒を2枚の稲束で挟み、スタンドの間に渡します。
AC-502 杭掛け米  2個入り  ¥750
東北地方等で見られる、1本の杭の周囲に束ねて干す設備で、秋の情景を演出します。
AC-503 稲わらセット  2種各4個入り  ¥300
単体の稲わら束で、形で2種類入り。

ST-104 野良小屋 (A) ST-105 野良小屋 (B) ST-106 野良小屋 (C) ST-107 野良小屋 (D)
ST-104 野良小屋 (A)  2棟入り  ¥850
ST-105   〃  (B)  1棟入り  ¥550
ST-106   〃  (C)  1棟入り  ¥850
ST-107   〃  (D)  1棟入り  ¥850

ST-108 野良小屋 (E) ST-109 野良小屋 (F) 
ST-108   〃  (E)  大小各1棟入り  ¥500
ST-109   〃  (F)  大小各1棟入り  ¥500
野良小屋は田畑の隅や農家の敷地内にあり、ST-104は壁の一部を切り取ると野良便所にもなり、又地方私鉄や軽便鉄道の小さな駅の便所としても使用できます。ST-105は木造タイプ。ST-106と107は本体がプレハブ製で、入り口が引き違い戸とシャッターの違いがあり、色も異なっています。ST-108と109はトタン波板製の色違いで、それぞれ大小のセットです。

ST-151 長物材置場 (大) ST-152 長物材置場 (小) 
ST-151 長物材置場 (大)  1個入り  ¥1,000
ST-152   〃   (小)  1個入り ¥550
丸太や棒材等の長物の資材置き場で、屋根は付属していないので、各自波板等を貼って使用します。


●線路際設備シリーズ他9点
線路際にあり写真撮影の時は邪魔なものですが、これらを置くことで線路際がぐっと実感的になり、欠かせないアクセサリーです。

RF-131 継電器箱 (旧型・大) RF-132 継電器箱 (旧型・小) RF-133 継電器箱 (新型・A) RF-134 継電器箱 (新型・B) RF-135 継電器箱 (新型・C)
RF-131 継電器箱 (旧型・大)  2個入り  ¥650
RF-132   〃  (旧型・小)  2個入り  ¥650
RF-133   〃  (新型・A)  2個入り  ¥650
RF-134   〃  (新型・B)  2個入り  ¥650
RF-135   〃  (新型・C)  2個入り  ¥650
リレーや端子盤を収めた継電器箱は新旧、大小で各種あり、一般的な6タイプをラインナップ。それぞれ本体と台座のコンクリート部が別体の嵌め合いになっていて、塗装不要となっています。

RF-141 沿線電話機 RF-142 屋外電話機 RF-143 踏切制御子収容箱 AC-181 駅ベンチ 
RF-141 沿線電話機  2個入り  ¥750
RF-142 屋外電話機  2個入り  ¥750
小さくても効果的なアクセサリー。こちらも黄色い部分を別体の嵌め合いとして、塗装不要になっています。
RF-143 踏切制御子収容箱  2個入り  ¥500
AC-181 駅ベンチ  4個入り  ¥550
駅の待合室にある、下まで木製一体タイプのベンチ。

●「転轍機標識4種」近日発売!乞う、ご期待。
ポイントの脇に欠かせない、矢羽根形の標識。3Dだから出来た一体品で組立不要。可動はしませんが、頭部の青/橙色は点灯可能で、夜景が楽しめます。その点灯化部品セットも同時に発売。
標準型、てこ付き、スプリングポイント用、脱線用の4種。これで、レイアウトファン永年の夢が叶います。2月末発売予定。


2023年12月17日 「あとりえピクタ・リアルフィニッシュ貨車シリーズ」入荷!

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名鉄の特製品でお馴染みの「模型工房あとりえピクタ」ですが、東京に進出後は地元西武の他、電車以外の各社製品も幅広く手掛けています。また「リアルフィニッシュ」の名称でウェザリング加工をした製品も展開しており、当店でも取り扱いを開始しました。ウェザリングはアートに通じる部分もあり、好みが分かれることもありますが、この製品は優れた感性とエアーブラシ技術で非常に良い感じに仕上がっている、お勧め品です。
今回はすべてKATOの貨車完成品がベースなので、比較的お安く高密度で実感的な貨車をお求め頂けます。写真では微妙な色調は分からないので、是非現品を見て頂きたいと思います。トラは内側を錆止めの茶色に塗分け、タキの台車と車輪はグレー塗装バージョン、タキとホキでは妻側に車輪の泥跳ねも表現、車輪の側面はすべて塗装してあります。ナンバー、表記類はすべて貼り込み済み、ワムとトラは2輌セットなので1輌ずつウェザリングの強さを変えています。

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KATO  ワム80000 (2輌セット)       ¥14,500 (税別、以下同じ)
 〃  ワム80000 樹脂屋根 (2輌セット)   ¥16,000
 〃  トラ45000 (2輌セット)       ¥14,000
 〃  ホキ2200              ¥12,000
 〃  タキ43000 (青/黒)          ¥12,000

(あ)


2023年11月30日 サンクスセールとチキ3000タイプキットのこと

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いよいよ明日から「50周年サンクスセール」ですが、その内の「チキ3000タイプキット」は15周年に始まり40周年まで、5~10年ごとに毎回好評を頂き、今回も再登場します。今回製品では柵柱受がロスト製になり、柱もフルに16本入りとグレードアップしました。残念ながら今回が最終生産になりますので、今どき¥3,000(税別)と云うサービス価格ですから複数買われる方も多く、お早めにお求めになるようお勧めします。
さて、何処が「タイプ」なのですか?とのお問い合わせが多いので、ここでマニュアルの補足とともに、ご説明をいたします。
全長、車体幅、台車中心間距離、柱位置等すべてスケール通りです。ただ「エコーモデル製品」としてはディテールを簡略化しているため、控え目にタイプと称しているだけで「チキ3000型キット」そのものです。
なお、チキ3000型はS18~20年に632輌が製造されていますが、同時期に全く同形で短軸のチキ4000型165輌も製造されています。ですから模型的にはチキ4000型としてナンバリングしても構いません。いずれもJR発足前のS61年度までに廃車となっています。さらに車体は同一で台車がTR24のチキ2600型もあり、その場合は台車中心間距離が異なるので、ボルスター位置を2mmずつ内側に移動する必要があります。


2023年10月20日 おかげさまで開店50周年を迎えました。

50周年ロゴ

1973年10月20日 ”マニアのために…”をモットーに開店した当店もおかげさまで、本日めでたく50周年を迎えることが出来ました。これもひとえに支え続けて下さったお客様のお陰と、心より感謝申し上げます。
開店当時はそれなりに商店街だったこの通りも、今では残っているのがラーメン屋と当店のみ、50年と云う歳月の長さを感じます。そんな中、こんな場末の板橋の裏通りで生き延びて来られたこと、また日本中から遠路ご来店頂けることを有難く思うと、涙が出る想いがいたします。
世の中も変わり、業界事情も大きく変わりましたが、専門店として又メーカーとして”マニアのために…”と云う <エコーモデル精神> は開店以来変わることはありません。「16番の駆け込み寺」と有難いお言葉も頂いておりますが、その名に恥じないよう、今後もスタッフ一同頑張ってまいりますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

阿部敏幸


2023年10月6日 鉄道模型2人展「古典蒸気機関車への招待」開催!

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今日から池袋で開催される、鉄道模型2人展「古典蒸気機関車への招待」に行って来ました。制式機に較べれば遥かにマニアックなジャンルですが、コアなファンも多く、当社でも「小型蒸機用パーツシリーズ」を展開しています。
お二人とも「とれいん」誌に度々発表されていますが、田野倉要介さんは機関車だけでなく、北海道の炭鉱をテーマとした、専用線の大レイアウトを製作。その為に、軽井沢へ移住した程の方です。古典機や石炭車、専用線の客車列車はいずれも真鍮製スクラッチビルトで、機関車だけでも35輌程を展示。レイアウトは写真をファイルで紹介しています。

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一方の小川謙二さんはNゲージの古典機、小型機150輌程を展示。小さいとは云えその量には圧倒されます。毎回「とれいん」誌での記事発表を見るたびに、よくもこんな小さなものの工作が出来るのかと感心させられます。
余談ですが、お二人とも私が高校生の頃、バイトをしていた福島模型の同期で、60年も経った今、こうしてご一緒出来るのも嬉しいことです。

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会場は電車の顔が展示されているので有名な池袋のビル(現在工事中で電車は見えません)のギャラリーですが、隣では早稲田OBの稲門鉄道研究会による写真展「鉄路の記憶2023」が同時開催中ですから、そちらと合わせて、是非お出かけになってみては如何でしょうか。

(あ)

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2023年9月27日 開業1か月の宇都宮LRTに行って来ました。

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私は鉄道の好みとしては、古めのモノ、渋めのモノが多いのですが、こと路面電車に関しては新しいモノも好きで、最新のモノにも興味があります。話が出てから永らく掛かりましたが、楽しみにしていた「宇都宮のLRT」がついに8月26日に開業。国内における路面電車としての完全新線は実に75年振りと云うから驚きです。LRT車輌は各地で使われているので、まさかそんなにとは思いませんでしたが、確かに路面電車の路線は北から南までスラスラと言えるほどの数しかありません。
運行会社は「宇都宮ライトレール株式会社」ですが法令上は「宇都宮芳賀ライトレール線」、一般的名称は「ライトライン」にしているのに「LRT」の表示も沢山あって、紛らわしい印象でした。

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宇都宮なら日帰りで…の距離ですが、今回は私の好きな街歩き趣味?とグルメまで組み合わせての1泊プランとしました。1日目は宇都宮線~両毛線で、行ってみたかった「蔵の街・栃木市」へ。同じ「蔵の街」でも川越の様にオーバーツーリズムの観光地化しておらず、先日行った「水郷・佐原」と同様、日光例幣使街道の古い家並を楽しめました。グルメは老舗の味噌屋で味噌田楽を賞味。そして、東武宇都宮線で宇都宮へ。宇都宮と云えば大好物の「餃子」ですから、早速食べ歩きの後、いよいよLRTに向かいます。

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夜景も撮りたくて、ホテルは駅前で窓からトラムの見える所を選びました。
翌日はいよいよ初乗りです。全線14.6Kmを50分程で走りますが、一般的な市内だけを走る路面電車に比べ、距離的にも地方私鉄程度あり、変化に富んだ車窓風景が楽しめます。停留所の設備、デザインもヨーロッパ風でやっと日本も追いついたように感じました。

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まず車輌の「HU300型」。形式名は芳賀と宇都宮の頭文字と3連接車体から決まったようです。黄色と黒の個性的なカラーリングの車体は、幅が路面電車としては最大級で、大柄の車体は室内も広く感じます。さすが最新の車輌だけあって、インテリアやサイン類のデザインも素晴らしく、シートは自動車のそれと同様なレザー調で鉄道車輌とは思えない高級感があります。交通系ICカードなら、どこのドアでも乗り降り出来るのも便利です。

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新しいだけあって路線も素晴らしく、架線柱は基本的にセンターポールで、線路間が高架部を除き、全線コンクリートパネルで埋められているのと相まって、実にすっきりとしています。走行も静かで揺れも少なく、快適な乗り心地でした。

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沿線は街中は勿論、大半が併用軌道ですが、道路を外れて、日光連山を背景に畑の中を走ったり、碓氷峠に近い60‰ものアップダウンを上り下りする迫力満点の場所も多く、さらに路面電車とは思えない600mを超す長大な鬼怒川橋梁等々、撮影ポイントが一杯です。

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歩き詰めの二日間でしたが、打ち上げは名残の餃子と生ビール。
この先新幹線を潜り、駅の反対側から東武宇都宮駅の先まで延び
る予定になっている、LRTの明るい将来に乾杯。「お疲れ生!」でした。 (あ)



2023年9月6日 「SL石炭香」にニューバージョン登場!

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3月17日の当欄でご紹介した「SL石炭香」はセンセーショナルな話題を呼び、お陰様で好評を頂いています。→前回の紹介記事はこちら
半年を過ぎ今回新製品が発売となりました。従来のスターターセットは標準炭×10個入りで、石狩、筑豊炭は別売りのリフィルを買わなくてはなりませんでした。新製品の「スターターセットⅡ」では標準炭×4、石狩炭/筑豊炭×各3個入として、お求めやすくいたしました。又ご要望の多かった「常磐炭」のリフィルの発売により、4種類の香りを楽しんで頂けます。
まだ、お試しでない方、この機会に是非お楽しみ頂いてみては如何でしょうか? (あ)
 

SL石炭香
新発売スターターセットⅡ●石炭香3種類 計10本入
●専用ホルダー
●専用香炉缶(消化フタ付)
¥3,200 (税込)
リフィルセット・標準炭(20本入り)¥2,000 (税込)
リフィルセット・石狩炭(20本入り)¥2,500 (税込)
リフィルセット・筑豊炭(20本入り)¥2,500 (税込)
新発売リフィルセット・常磐炭(20本入り)¥2,500 (税込)

リフィル・標準炭 リフィル・石狩炭 リフィル・筑豊炭 リフィル・常磐炭


2023年9月3日  機関士人形、発売後一週間!

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前回は発売前で開発等の事を書きましたが、すでに買われた方も居られるので、使う場合の事をお話しします。
丁度、16番蒸機のトップモデラー「メジロのめ次郎」さんが、ブログでご自分の作品に乗せるための悪戦苦闘記を書かれているので、是非そちらもご覧ください。必ずや参考になると思います。→め次郎さんのブログはこちら
め次郎さんのように、キャブ内フルディテールだと、手足に干渉するパーツを避けるために、削ったり曲げたりする必要があります。
まずは塗装する前に、キャブ内の椅子に座れるようにしてください。バックプレートとブレーキ弁程度なら割と簡単ですが、床面の都合で椅子の高さが高い場合は注意が必要です。頭がキャブ窓の上辺程度で、肘が窓枠にもたれる位のバランスにすると良いでしょう。お尻の部分を削るのが早道です。ホワイトメタルなので多少の手足の曲げはOKです。より曲げたい場合は糸鋸で切れ込みを入れるのも一法です。
見えないからと下半身を切断して乗せる方も居ますが、せっかく良く出来た人形ですから、心理的にも切らないで乗せてあげたいものです。
ポーズが決まったら、塗装をします。塗料は何でも構いませんが、エナメル系は剥げやすい傾向があります。写真のサンプルは細部以外すべてエアーブラシ塗装です。ディテールが細かいので、筆塗だと潰れてしまい、顔は勿論、せっかく軍手の指1本1本の表現が失われてしまいます。最低限、顔だけはスプレーにしたいものです。
始めにシンナーで洗い、プライマーを下塗りします。人形の塗装は、肌から近い順に塗るのが原則。機関士は軍手なので違いますが、普通は顔と手足の露出部、次に髪の毛、シャツ、今回は首のタオル、最後に上着とズボン、帽子になります。マスキングテープや、ゾルで塗分けます。制服は頻繁に洗濯するので、洗いざらしの感じに、帽子は青さを残して違いを表すと良いでしょう。ゴーグルの枠をメガネ状に書くのは、かなり高度なので、スモークグレーを塗ってしまうのが簡単かも知れません。
今まで、作品に乗せる機関士が無くて、残念な想いをされていた方。是非塗装まで頑張って、蒸気機関車の生きた姿を楽しんでください。

(あ)

※商品は未塗装です。画像は塗装見本です。
No.2501 機関士(A)  No.2502 機関士(B) ゴーグル装着  No.2503 機関助士(A)  No.2504 機関助士(B) ゴーグル装着
No.2501 機関士(A)  1体 ¥900
No.2502 機関士(B) ゴーグル装着  1体 ¥900
No.2503 機関助士(A)  1体 ¥900
No.2504 機関助士(B) ゴーグル装着  1体 ¥900


2023年8月13日 「HG人形シリーズ、機関士・機関助士4点」新発売!

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当社ではすでに100点を超える人形を発売していますが、すべてが進化しているこの世界で細密な車輌とバランスの取れる人形が必要と考え、ここ数年試行錯誤を繰り返していました。中でも蒸機作品の細密度の高さは他の車種よりも高く、さらに他の電機や電車と異なりガラス越しではなく、そのまま見える為、蒸機機関士・機関助士の良い製品を全蒸機モデラーの為に是非とも供給したく、やっと今回その第一弾4点を8月末の発売に至りました。
まず開発として、原型が必要ですが、従来の原型師による手彫りでは1/80 のサイズでは限界があり、やはり現在では3Dプリントによるのが、よりリアルな表現には適しています。様々な写真からポーズをデッサンし、今回は機関士と機関助士の一般的なポーズを各2体製品化しました。それぞれ1点はゴーグルを装着しています。

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イラストは開発途中のNo.2502で、ゴーグルなしの状態ですが、顔の表情から、服の皺まで全方向からチェックし、リアルにデータ化しています。
材質はロスト、ホワイトメタル、レジンで試作して比較検討し、価格、変形の自由度、肌合いの点でホワイトメタル製としました。大きさも最後まで決め難かったのは、人間は身長の差が色々あることと、キャブ内の運転席に固まった人形は入れ難い点です。手足は多少曲げられますが、最終的には足や下半身を加工することになるのは仕方ありません。とは言え、やはり製品としては全身よりリアルなモノを追求しました
製品は敢えて未塗装としました。この製品は今までに1/80ではあり得なかった、顔の表情から衣服の皺まで再現しているので、それを生かすも殺すも塗装次第だからです。塗装済は価格が高くなるのは勿論ですが、量産で満足できるクォリティは無理だからです。細密な蒸機を製作出来る方なら、最後の人形まで作品の一部として仕上げて欲しいと願っています。今後、ミリタリーの世界のように、プロペインターによる高価でも満足できる、特製品が現れるかも知れません。
写真はNo.2501の塗装見本と製品のまま未塗装状態のNo.2502〜2504です。ナッパ服は洗いざらしでやや色があせ、帽子はあまり洗わないので、青みを残しています。顎ひもは黒、首にはタオルを巻き、機関士は腕章を付けています。
最後に価格は1体¥900(税別)です。実際は¥1,000以上になってしまうのを税込み¥1,000以下に抑えました。ロストパーツ1個¥1,000以上の物も沢山あります。
高いか安いかはともかく、精魂込めて完成させた蒸機に相応しい人形を、是非キャブに乗せてみてください。

(あ)

No.2501 機関士(A)  No.2502 機関士(B) ゴーグル装着  No.2503 機関助士(A)  No.2504 機関助士(B) ゴーグル装着  IMGP0053_R_R.JPG
No.2501 機関士(A)  1体 ¥900
No.2502 機関士(B) ゴーグル装着  1体 ¥900
No.2503 機関助士(A)  1体 ¥900
No.2504 機関助士(B) ゴーグル装着  1体 ¥900


2023年8月13日 犬走工房「事務室用家具12点」新発売!

3Dプリンターによる、アクセサリーシリーズが好評な犬走工房の新製品は、駅本屋や詰所の室内を充実させる家具類12点。従来も当社のホワイトメタル製品がありましたが、これにより塗装不要で安価に楽しめる様になりました。机上の書類等はNo.405「机まわり小物セット」No.406「電話機」の使用でさらに細密化が出来ます。


FT-101 両袖机セット FT-102 片袖机セット FT-111 ガラス戸付き書棚 FT-112 オープン書棚
FT-101 両袖机セット 1セット  ¥550
FT-102 片袖机セット 1セット  ¥500
FT-111 ガラス戸付き書棚 2個入り  ¥450
FT-112 オープン書棚 2個入り  ¥450

FT-113 両開きロッカー(大) FT-114 両開きロッカー(小) FT-115 チェスト FT-116 袖机
FT-113 両開きロッカー(大) 2個入り  ¥350
FT-114 両開きロッカー(小) 2個入り  ¥300
FT-115 チェスト 2個入り  ¥300
FT-116 袖机 2個入り  ¥300

FT-117 下駄箱 FT-118 荷物ロッカー FT-119 カラーボックス FT-120 片開き衣類ロッカー
FT-117 下駄箱 2個入り  ¥350
FT-118 荷物ロッカー 2個入り  ¥300
FT-119 カラーボックス 色違い3個入り  ¥350
FT-120 片開き衣類ロッカー 2個入り  ¥350


2023年6月22日 相鉄線直通で、ご来店が便利になりました!

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アッと云う間に3か月が過ぎましたが、3月18日から相鉄線の三田線乗り入れが始まりました。分かってはいたものの、初めて三田線内であの青い車体を見たときは、衝撃的でした。三田線も8連用の新車6500系が加わり、都営、東急、相鉄で5種類の車輛が楽しめます。従来の日吉からさらに新横浜、海老名まで乗り換えなしで行けるようになりました。三田線は都内を南北に縦断しているので一度の乗り換えで大半の地下鉄、JR線と接続しており、今回の改正で一段と便利さが増しました。今まで乗り換えが億劫で、ご来店を躊躇われていた方、是非確認してみてください。時間が掛かっても乗り換えなしは魅力のはずです。
一方、埼玉方面からご来店のお客様。山手線まで出て巣鴨経由では遠まわりで、時間もお金も無駄になります。赤羽で下車し、西口バス乗り場で目の前「4番のりば」のバスに乗って頂ければ10分足らずで「本蓮沼駅」まで来られます。3系統ありますが、どれでもOKです。10分に1本程度は出ています。
まだご来店されたことのないお客様、是非一度ご来店をお待ちしております。

(あ)

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2023年5月20日 作品展示のこと、あれこれ。

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狭い当店ではありますが、かつては「JALCO作品展」や「宮下洋一/鈴木誠作品展」を開催したこともあり、TMS誌を飾った作品をタイムリーに展示して、ご来店のお客様に喜んで頂いておりました。
鉄道模型専門店として市販品ではなく、作品を多く飾ることは、お客様のモチベーションアップにもつながり、展示することがサービスでもあると考えています。
しかし、三陸地震以降、大切な作品をお預かりすることが躊躇われ、残念に思っています。
現在はその辺を理解頂いた方と、スタッフ等の作品のみを展示していましたが、今回TMS誌上を飾った素晴らしい蒸機作品をお借りしましたので、是非多くの方に見て頂きたく、お知らせいたします。

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それは最近作が昨年の7月号に13mmゲージの「プロポーションに徹底的に拘った、わがD61製作記」を発表された鈴木博之さんの作品で、今まで発表された4作品の内、今回はD61とC622号機を展示しています。残りのC623号機とC57は改めて当欄でご案内予定です。(展示期間は1か月程度の予定)
鈴木さんはNゲージコンペで4回も特選を取られ、その後TT-9から13mmを始めたと云う変わった経歴ですが、抜群の工作力により全く乱れを見せない仕上がりと実車のプロポーションに対する限りない拘りで、D61の記事中にある1ページ大に拡大しても荒れを見せない写真は驚異的です。参考までに掲載号は下記の通りですから、是非ご一読の上で、作品をご覧ください。

2017年4月号(No.903) C622号機。  2017 年12月号(No.911) C57 4次型北海道。
2019年10月号(No.933) C623号機。 2022年7月号(No.966) D61。

この他、当店スタッフによる実感を追求した13mm蒸機作品他10点程度、先日発売した気動車用床下器具等を使用した究極のキハユニ15×3輌等の作品も展示中ですから、是非この機会にご覧ください。

(あ) 

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2023年4月21日 「南信州、阿智村、花桃の里」へ行って来ました。

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この「よろず日誌」も書き始めて10年。常に模型か鉄道絡みの話題を取り上げて来ました。今日、初めて無関係な話題を書いてみます。それはどうしても書いて「感動を伝えたい」程の想いをしたからなのです。
私は10代の若い頃からの旅好きで、当然その大半は鉄道絡みでした。この年まで国内は行かない所は無いほど、観光地は制覇しましたし、人の訪れないただの田舎はどれほど行ったか知れません。近年はその中で、お気に入りの場所を再度訪れる旅をしていますが、場所によっては5回目だったり10回目だったりもしています。回を重ねると今まで以上の経験にトライ出来、例えば釧路湿原でカヌーに乗る、屋久島で縄文杉トレッキング等です。
そんな中、昨年の秋、木曽森林鉄道の赤沢と木曽の宿場町を訪れた際、南信州最大の温泉郷・昼神温泉で泊まった宿で、一枚のポスターを見て目が釘付けになりました。そこには今まで見たことのない、桜ではない花で埋め尽くされた、山里の絵のような風景がありました。
そのポスターには「花桃の里、花桃街道」の文字があり、その花が花桃であることは分かりました。帰宅してから分かったことは、花桃は果実用ではなく、花を楽しむための樹で、4月下旬に咲き、昼神温泉と近くの月川温泉にある「花桃の里」の二か所で見ることが出来るようです。
春を待ち、今年は暖かくて開花が1週間から10日程早い為、ネットで開花状況と天気予報を毎日チェック。満開と青空を見定めて、東京から300Kmのドライブで、最高のお花見が出来ました。
私は桜が大好きで、○○桜等と名の付く桜の大半は見ており、来年、吉野の千本桜を見れば、取り敢えず目的達成です。しかし、この花桃は桜と異なり、白から濃いピンクまでの様々な色の樹があり、何より珍しいのは1本の樹に、3色の花が咲く種類があるのです。1本の樹どころか、1本の枝に3色の花が咲き、何故そうなるのかは解明できていないようです。
何にせよ、山里一帯が様々な色で染め上げられた様は、まさに「桃源郷」です。
今まで更埴市の杏畑や、甲府盆地の桃の花も見ましたが、ここを見たら、他は要らなくなりました。
清らかな阿智川の流れ沿いに咲き誇る花桃の里を、是非皆様にも見ていただきたく、取り上げた次第です。YouTubeにも沢山の動画が出ていますので、それを見ればより見たくなること、必至です。
昼神温泉エリアと花桃の里エリアでは2週間程開花期間が異なるので注意が必要です。関東からは遠く、中京地区ナンバーの車が大半でした。これだけ観光の目玉になりそうなのに、まだまだ知名度が低いのか、関東からのツアー募集は見たことがありませんし、実際に観光バスも僅かでした。それでもインターから現地までは駐車場まで大渋滞で、あちら方面では有名なようです。帰りに寄った妻籠宿までの国道256号線は別名「花桃街道」と呼ばれ、「里」には遠く及びませんが、今後も植樹が期待出来そうです。
まだ数日は見頃ですから是非お出掛けになってみては如何でしょうか?

(あ)

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2023年4月1日 気動車用床下・車体用パーツ27種 新発売!

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従来、気動車の床下器具は日光モデルとエンドウ製のセットが主流で、最近ではトラムウェイ製単品パーツが発売されています。今回のシリーズはそれらをベースに床下の充実と細密化をするためのパーツで、同時に足掛や放送用ジャンパー栓受等の気動車専用パーツをラインナップしました。予定品を入れて30種、特記以外はロスト製で、今まで出来なかった気動車の細密化にトライしてみては如何でしょうか?電車や機関車等に使用出来るパーツもありますので、要チェックです。


2023年3月17日 「SL石炭香」の発売に想う。

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昔から鉄仲間が集まると、話題の一つに「石炭の香り」を懐かしむことが何度もありました。私は来客時にお香を焚くことがあり、これで石炭の香りがするものが出来ないものか?と思ったものです。残念ながらその製品化への道は遠く、蒸機が消えて50年もの歳月が経ってしまいました。
それが何と、同じことを考える方が居るもので、それも私が考えた以上に素晴らしい形で商品化されたのです。

匂いを嗅いだ時、ある時の記憶が鮮明に蘇るのを「プルースト現象(効果)」と云うそうですが、まさに我々は蒸機の活躍したあの時代を、あるいは教室の石炭ストーブの思い出が懐かしく呼び起こされるのではないでしょうか。
「この商品はこのような機会を提供します」とパッケージにある通り、様々な方を対象に製品化されたと思いますが、「標準炭」「石狩炭」「筑豊炭」が用意され、場合によっては「常磐炭」も…、と来れば鉄向きの企画であることに間違いありません。

商品は専用ホルダーに香炉缶と標準炭10本が入ったスターターセットが¥2,800(税込、以下同じ)、20本入りリフィールの標準炭が¥2,000、石狩炭、筑豊炭が各¥2,500です。30×8×3mm1本で約10分燃焼し、香りは残りますから、高いとは思いません。

鉄仲間で集まって、一杯やりながら蒸機時代の話題で盛り上がる時などは勿論、蒸機の模型を運転しながらのバックに、この石炭の香りを流して昔の思い出に浸るのは如何でしょうか?
当店にて発売中です。

SL石炭香
スターターセット(専用器具・標準炭10本入り)¥2,800(税込)
リフィール・標準炭(20本入り)¥2,000
リフィール・石狩炭(20本入り)¥2,500
リフィール・筑豊炭(20本入り)¥2,500

SL石炭香 リフィール・標準炭 リフィール・石狩炭 リフィール・筑豊炭


2023年2月5日 「日本瓦セット」リニューアル新発売!

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当社の「日本瓦セット」は製品番号No.201が示すように、ストラクチャー関係製品のトップとして、今から46年前の1977年に発売されました。創業からわずか4年、まだまだ小さな模型屋だった当店が金型だけで百数十万円以上も掛かる、インジェクションのプラ成形品を発売するなど、無謀としか云えない選択でした。しかし私の「城新鉄道」の経験から日本瓦だけは、どのように頑張っても当時の技法では実感的なモノを作るのは無理で、広くストラクチャー工作の質的向上を目指すには、プラ成形の日本瓦が絶対必要であるとの使命感から、製品化に踏み切りました。しかし瓦と云うのは縦横両方向から重なり合う形状の為、金型的には難物で、今なら3D、CAD等の技術で簡単ですが、当時は手彫りの木型からマスターを作ると云う、手間の掛かるものでした。
そして出来上がった製品はお陰様で、今日まで広くご愛用頂いている次第です。
発売当時の価格は「¥650」、以来46年間一度も値上げせず、今でも「¥650」です。
それにしても、世の中に46年も価格の変わらない製品なんてあるのでしょうか?
それは少しでも安く安定供給することで、多くの方にストラクチャー工作を楽しんでもらいたいとの考えから、常識では考えられない、原価計算の分母を実に50年と長く設定したからできた事です。
そして、その50年が近くなり型も傷んで来たので、今回よりシャープな新規金型を作り直し、せっかくなので長さ方向を24mm拡大した新製品No.205「日本瓦セット」を発売いたしました。昨今の原価高騰でとても46年前と同じと云う訳には行きませんが、以前同様に減価償却を長くしたギリギリの価格は¥1,200(税別)となりました。
作るにあたり拘ったのは機械加工による冷たい幾何学的な配列にならぬよう、瓦の微妙なズレと歪みによるランダム感を金型の一枚一枚に求めました。結果はルーペで見ないと分かりませんが、日本瓦ならではの味は出せたと思います。
ストラクチャーもレーザー加工による製品が多く発売される時代となり、下見板はバルサ板にドライバーで筋付けをしたり、窓枠は烏口で書いていた頃とは雲泥の差です。
その中にあり、この新しいNo.205「日本瓦セット」が皆様のお役に立てることを願っています。

(あ)

No.205 日本瓦セット ¥1,200 (税別)
[平瓦204×46mm×2枚、棟瓦×2本、鬼瓦×8個入]

日本瓦セット 日本瓦セット 日本瓦セット 日本瓦セット


2022年12月4日 犬走工房、新製品「軽トラ・キット」2タイプ発売!

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ラインナップが100点を超えた「犬走工房」ですが、画期的な新製品「軽トラ」が発売になりました。日本の農村風景に欠かせない物なのに、このスケールのミニカーには無くて待望の製品化です。製品は3Dプリンターによるパーツのキット形式で、一般のミニカーの出来には及びませんが、逆にキットゆえ、工作が出来る方でしたら、かなりの所まで行けるでしょう。
ヘッドライトケースが左右一体の(A)と丸形2灯の(B)がありますが、組み立て等は同じです。素組みでも形にはなりますが、作例写真のように若干でも手を加えれば、より好ましい車となります。
●3Dプリンター製品の宿命ですが、サポート(プラ製品のランナー)材の除去部分と積層痕の仕上げが一番重要です。この製品の場合、タイヤのホイルアーチ部と窓回りがポイントです。
●窓ガラスは一体のクリアパーツが入っていますが、透明度が低いので、出来れば塩ビの窓セル材やプラ板から切り出して貼った方が格段に良くなります。それによりキット付属の椅子やハンドルパーツを生かすことが出来ます。運転する人形を乗せ、運転席の窓ガラスを下げた情景等、楽しいに違いありません。
●ワイパー、ヘッドライトレンズを当社の車輛用パーツを利用して取り付けたり、色紙から切り出したナンバープレートとウィンカーを貼り、最後に墨入れやウェザリングをすれば、小さいながら存在感のあるアクセサリーとなるでしょう。

VC-101 軽トラ(A)キット ¥950(税別)
VC-102 軽トラ(B)キット ¥950(税別)

VC-101 軽トラ(A)キット VC-102 軽トラ(B)キット 軽トラ・キット

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写真の車輌には一部グレードアップ加工をしてあります。


2022年11月13日 犬走工房「水路設備、道路橋シリーズ」新発売!

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3Dプリンターによるレイアウトアクセサリーシリーズで快進撃を続ける犬走工房ですが、今回は大物の水路設備シリーズ22点と道路橋シリーズ11点が発売になりました。水路設備は農村風景で田圃や畑と絡ませ、川の護岸擁壁との組み合わせで様々な情景を作ることができます。擁壁は各種の石積みやコンクリートにより7パターン、それぞれに 高さが1.5mと3mをご用意。さらに大型のスライドゲート2種に趣のある情景を演出する和船セットまで製品化。又道路橋はすでに発売中の鉄橋シリーズと同様川や道路との交差部に欠かせないもので、欄干はバリエーション豊富な5種のラインナップで、それぞれ4m用と8m用があります。いずれもグレー系の成形なので、軽く塗装してウェザリングするだけで使用できます。


WW-111 護岸擁壁(高タイプ A) WW-113 護岸擁壁(高タイプ C) WW-302 スライドゲート 2連 WW-152 導水路 取水口セット

WW-101 護岸擁壁(低タイプ A) (ケンチ長方形・谷積み H1.5m) 2個入り  ¥850 (税込価格、以下同じ)
WW-102 護岸擁壁(低タイプ B) (ケンチ菱形・谷積み H1.5m) 2個入り  ¥850
WW-103 護岸擁壁(低タイプ C) (長方形石・谷積み H1.5m) 2個入り  ¥850
WW-104 護岸擁壁(低タイプ D) (長方形石・布積み H1.5m) 2個入り  ¥850
WW-105 護岸擁壁(低タイプ E) (玉石・谷積み H1.5m) 2個入り  ¥850
WW-106 護岸擁壁(低タイプ F) (玉石・布積み H1.5m) 2個入り  ¥850
WW-107 護岸擁壁(低タイプ G) (コンクリートタイプH1.5m) 2個入り  ¥850
WW-111 護岸擁壁(高タイプ A) (ケンチ長方形・谷積み H3.0m) 2個入り  ¥1,100
WW-112 護岸擁壁(高タイプ B) (ケンチ菱形・谷積み H3.0m) 2個入り  ¥1,100
WW-113 護岸擁壁(高タイプ C) (長方形石・谷積み H3.0m) 2個入り  ¥1,100
WW-114 護岸擁壁(高タイプ D) (長方形石・布積み H3.0m) 2個入り  ¥1,100
WW-115 護岸擁壁(高タイプ E) (玉石・谷積み H3.0m) 2個入り  ¥1,100
WW-116 護岸擁壁(高タイプ F) (玉石・布積み H3.0m) 2個入り  ¥1,100
WW-117 護岸擁壁(高タイプ G) (コンクリートタイプH3.0m) 2個入り  ¥1,100

WW-151 導水路 基本ブロック 2個入り  ¥700
WW-152 導水路 取水口セット 3種各2個入り  ¥900
WW-153 導水路 導水枡セット  2種各2個入り  ¥400
WW-154 導水路 傾斜地接続ブロック 2個入り  ¥350
WW-155 暗渠蓋        2個入り  ¥250

WW-201 和船セット  ¥1,200
WW-301 スライドゲート 1連  ¥1,500
WW-302 スライドゲート 2連  ¥1,800

BR-202 道路橋 L=8m(B) コンクリート+パイプタイプ BR-203 道路橋 L=8m(C) コンクリート意匠タイプ BR-205 道路橋 L=8m(E) パイプ組立タイプ BR-221 水路橋セット 
BR-201 道路橋 L=8m(A) 強化ガードレールタイプ  ¥750
BR-202 道路橋 L=8m(B) コンクリート+パイプタイプ  ¥750
BR-203 道路橋 L=8m(C) コンクリート意匠タイプ  ¥750
BR-204 道路橋 L=8m(D) コンクリート直交タイプ  ¥750
BR-205 道路橋 L=8m(E) パイプ組立タイプ  ¥750
BR-211 道路橋 L=4m(A) 強化ガードレールタイプ  ¥650
BR-212 道路橋 L=4m(B) コンクリート+パイプタイプ  ¥650
BR-213 道路橋 L=4m(C) コンクリート意匠タイプ  ¥650
BR-214 道路橋 L=4m(D) コンクリート直交タイプ  ¥650
BR-215 道路橋 L=4m(E) パイプ組立タイプ  ¥650

BR-221 水路橋セット ¥500


2022年9月23日 ノーブルジョーカー50周年記念「十人十色の鉄道模型」展

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以前、JAMや芸術祭にも出展され、近年では石井伸明氏、大竹尚之氏がOナローの素晴らしい作品を雑誌に発表されているので、ご存じの方も多いと思われるグループ「ノーブルジョーカー」ですが、今回50周年を記念して作品の展示会を開催することになりました。高校鉄研でほぼ同期の10名が、十人十色の名のように好みは様々ながら、50年続けて来られたのは、本当に素晴らしいことです。
それはグループ名が示す通り、お互いを認め合う紳士の集まりだからだと思います。
私も度々集まりに参加させていただきますが、皆さん人柄がよく、作品もハイレベルでいつも楽しませて頂いています。
展示品では今月号のTMS誌に植栽の記事を出された大竹氏の現物や、レーザー加工や3Dプリンターを駆使した石井氏の作品群は見ものです。部分展示ですが藤井氏の13mm軽井沢駅セクション、阪本氏のOn3レイアウト、西端氏の国鉄車輌群、竹中氏の拘り客車等、スケールも方向性も様々ですから、何方も満足出来る内容です。是非お出かけになってみてください。

(あ)

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日時:9月24日(土) 10:00~18:00
9月25日(日) 10:00~16:00
会場:池袋 東京芸術劇場 B1 アトリエウエスト
入場無料

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2022年9月14日 後藤文男写真展「地中海の木造電車」

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当欄2017.11.17の「ファンタスティックトラム展」に続く、海外の路面電車の写真展です。前回もカルチャーショックを受けた実在の鉄道でしたが、今回はスペイン・マヨルカ島で現在も50輌を超える全車両が木造電車と云う鉄道/軌道線が存在する事に驚きました。100年の歴史を有するこの鉄道は観光に特化したお陰で生き残っているそうですが、どれもが魅力的なスタイルで木造なのにくたびれた感じが全く無く、模型にしたくなる素晴らしい鉄道です。先月発行された書籍に併せての写真展が明日から池袋で開催されますので、是非お出かけになってみて下さい。本物の西武、京急、東急の電車がウィンドウに飾られている話題のビルの14階です。
後藤さんは長く「鉄道ファン」編集部で活躍された方で、先日はお得意の西武鉄道の電車をまとめた「1970年代 西武の赤い電車」を出されました。当店では氏の出版物は全種在庫中です。

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詳細は画像をクリック

当店取り扱い、後藤文男さんの書籍
「地中海の木造電車」¥3,000
「ファンタスティックトラム」イギリス・ブラックプールの路面電車¥2,500
「りんご電車とその仲間たち」長野電鉄写真集¥2,000
「西武の赤い電機」写真と資料集¥3,000
「1970年代 西武の赤い電車」写真と資料集¥4,000

(価格はすべて税別です)

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2022年9月9日 浅間模型「草軽ホハ15形キット」新発売!

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Onで草軽を追求する浅間模型から待望のホハ15形が発売になりました。この欄では既に2020.6.17にデキ12同9.12にホハ102021.12.5にホト110を紹介していて重複しますが、毎回キットを手にする度にトキメキを感じます。それは車種、スケールを問わずキットはこう有りたい!と云う理想を叶えているからです。まず完成品の入るしっかりした箱、夢のあるお洒落なラベル、開けるとまず目に入る貴重な実車のモノクロ写真が夢を駆り立てます。何よりも「工作の手引き」と称する組み立てマニュアルが素晴らしい!
カラー写真で実に丁寧に工程を説明しています。細かいパーツは袋毎に内容を表示して分かりやすくなっています。キットそのものはエッチング主体ですから特別なものはありませんが、それらがトータルとなって思わず組んでみたい気持ちにさせてくれるのです。
浅間模型のキットを鏡に、全てのメーカーがこの様であれば、どれ程、キット組み立ても楽しいものか?と思ってしまいます。
今回「TMSアニバーサリーチャレンジ」のグランプリ作品が、Onの草軽でした。今月号の表紙写真をはじめ、全自作と云うジオラマ、車輌共どちらも申し分の無い素晴らしい出来で、来月号の記事も楽しみです。
この世界感を浅間模型製品ならば同様に展開する事が出来ますから、興味ある方はお早めにどうぞ!

(あ)

浅間模型 草軽電鉄ホハ15形キット ¥33,000(税別)

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2022年8月10日 マッハ製品その後…

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惜しまれる中、マッハ模型さんが廃業されてから一か月半ほどが経ちました。
情報が流れてからの毎日、キサゲ刷毛と調色ラッカーに注文が殺到し、喧騒の日々が続きましたが、それもやっと落ち着いた感じです。
キサゲ刷毛とブラスクリーンは完売しましたが、メタル用シールプライマーと調色ラッカー、パーツ類は、まだ結構在庫がありますので、お問い合わせください。
需要が多く、皆様が心配されている「シールプライマー」と「ブラスクリーン」に関しては、すでに同等品が入荷しており、濃度、容量等では割安になっています。また今後の供給も問題ありません。

●メタルプライマー(メタル用シールプライマー同等品) 250ml入り ¥1,200(税別)
●メタピカ(ブラスクリーン同等品)          250ml入り ¥1,350(税別) 


2022年8月7日「犬走工房/駅舎、ホーム関係設備8点」新発売!

好評を頂いております「犬走工房/3Dアクセサリーシリーズ」ですが、今回は駅舎、ホーム関係の設備8点が発売になりました。
いずれの製品も駅には欠かせないもので、レイアウトファンには喜ばれるでしょう。
ホームアクセサリー5点は組み立て式のバケットベンチ、灰皿セット以外は一体成形で、すべて着色済みですから、置くだけで使えます。
改札ラッチ3種は複雑な構造ですが、それを一体で製品化出来たのも3Dプリントならではで、永年企画だけだったものが、やっと製品化出来ました。

左からAC-174 バケットベンチ(黄)、AC-173 バケットベンチ(青) AC-175 飲水場 AC-176 くず物入 AC-177 スタンド灰皿セット
AC-173 バケットベンチ(青)  ¥700
AC-174 バケットベンチ(黄)  ¥700
何処でも見られるFRP製のベンチ。片側4脚が背中合わせとなり、脚と背面の広告板を組み立てるキット形式。色違いで2種。1組入り。

AC-175 飲水場  ¥550
コンクリート製と白の陶磁器製、形の事なる2タイプ各1個入り。

AC-176 くず物入  ¥400
クリーム色と紺色の箱型タイプと、緑色の壁寄せタイプ各1個入りのセット。

AC-177 スタンド灰皿セット  ¥500
白とブルーの2ピースを組むスタンド式灰皿2タイプ各1個入り。


AC-178 改札ラッチ(国鉄タイプ) AC-179 改札ラッチ(鉄パイプタイプ) AC-180 改札ラッチ(木製タイプ)
AC-178 改札ラッチ(国鉄タイプ)  ¥500
自動改札が当たり前になった現在、駅員が中に立つ懐かしい改札口のラッチ3タイプ。これはコンクリート製の一般的な国鉄タイプ。1個入り。

AC-179 改札ラッチ(鉄パイプタイプ)  ¥500
パイプを溶接したタイプで、白色ペンキ塗装仕様ですが、お好みの色に塗装するのも良いでしょう。1個入り。

AC-180 改札ラッチ(木製タイプ)  ¥500
ローカル線にはやはりこのタイプが似合います。1個入り。 


2022年7月17日 「犬走工房/3D/橋梁シリーズ」新発売!

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好評を頂いております「犬走工房/3Dアクセサリーシリーズ」ですが、今回は大物の橋梁シリーズ9点が発売になりました。
橋梁と云っても通常の上路式/下路式プレートガーダーよりもさらに小規模なトラフガーダーです。トラフガーダーとはレール1本を2本のI型鋼で支え、その間をチャンネル材で雷光型などに補強したもので、シンプルな構造と桁下のクリアランスを大きく取れるのが特徴です。
この複雑な構造を一体で製品化出来たのも3Dプリントならではで、永年企画だけだったものが、やっと形にすることが出来ました。レイアウトではトラスのような派手さはありませんが、小さな川や道路、線路同士の立体交差には最適で製品化が望まれていました。
今回一気に5タイプとその橋台4タイプの発売により、レイアウトファンは新しいシーンを簡単に作ることが出来るでしょう。
いずれも橋梁はグリーン、橋台はグレーにて出力済。カトーユニトラックに対応した設計です。


BR-101 トラフガーダー(大) BR-102 トラフガーダー(中) BR-103 トラフガーダー(小)
BR-101 トラフガーダー(大)  ¥1,600
万葉線、牧野用水橋梁タイプ。全長118mm。

BR-102 トラフガーダー(中)  ¥1,800
飯田線、第3猪沢橋梁タイプ。橋側歩道付。全長74mm。

BR-103 トラフガーダー(小)  ¥1,200
高山本線、第1石浦橋梁タイプ。橋側歩道付。全長37mm。


BR-104 トラフガーダー(斜交式) BR-105 槽状桁 
BR-104 トラフガーダー(斜交式)  ¥3,200
篠ノ井線、久保田川橋梁タイプ。橋側歩道付。全長75mm。
コンクリートタイプ専用橋台×2個付き。

BR-105 槽状桁  ¥1,600
大糸線、流堰橋梁タイプ。枕木付。全長44mm。

BR-111 橋台A (コンクリートタイプ) BR-112 橋台A (石積みタイプ) BR-113 橋台B (コンクリートタイプ) BR-114 橋台B (石積みタイプ)
BR-111 橋台A (コンクリートタイプ)  ¥1,200
橋台、バラスト止め枕木×各2個入り。BR-101,103対応。

BR-112 橋台A (石積みタイプ)  ¥1,200
橋台、バラスト止め枕木×各2個入り。BR-101,103対応。

BR-113 橋台B (コンクリートタイプ)  ¥1,200
橋台、バラスト止め枕木×各2個入り。BR-102,105対応。

BR-114 橋台B (石積みタイプ)  ¥1,200
橋台、バラスト止め枕木×各2個入り。BR-102,105対応。


2022年5月19日 TMS創刊75年記念・連載「私とTMS」に掲載されました。

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毎回著名な方の記事を興味深く拝見していた企画ですが、今月号に私が登場することになりました。錚々たるメンバーの中に選んで頂き、こんな光栄なことはないと感激しています。私の歩んできた道は「城新鉄道~エコーモデル」と云う形で、すでにネコさんから出版された2冊の当社カタログ本と、軽便祭での講演内容をまとめた「軽便讃歌」でほとんど話していますから、いまさら…と躊躇いました。しかし、そこは流石の名取編集長。まったく別の切り口で8ページもの記事に仕上げて下さったのには脱帽の他ありません。
当店も来年は創業50周年。今回、私も忘れていたようなエコーモデルの様々な歴史や、今だから言える秘密だった話等がこの記事で明かされますから、是非お読みいただければ幸いです。
ついでながら、私はこれまで実年齢は非公開にしていました。それは創業時、業界で一番若かったので「若僧」と言われて舐められたり、年齢が分かると急に「上から目線」になったりと、年齢による嫌な想いを結構経験しているので、何時ごろからか、そうしていました。しかし後期高齢者の仲間入りをし、さらに今年は喜寿に。先が段々と無くなって来ましたので、もうそろそろ良いのではと心境が変化して、初めてプロフィールに生年月日を載せました。若く見えたとしても今は業界でも長老の部類になってしまいました。幸い健康で冬のスキー、夏の登山の時にも、決して還暦年代に負けることはありません。
前々回のこの欄に登場された、大先輩のいさみやさんは私より10歳上で活躍しておられますから、私ももう少しは頑張ろうかと思います。

(あ)阿部敏幸


2022年4月23日 「犬走工房/3Dアクセサリーシリーズ第3弾」新発売!

好評を頂いております「犬走工房/3Dアクセサリーシリーズ」ですが、第3弾の9点が発売になりました。主に農村風景の再現を主としていますが、一般的な情景用の製品も加わり、より様々なシーンを作ることができます。(→詳しくは前回の記事)

AC-126 公園ベンチ AC-138 雪見灯篭 AC-163 灯油ポリタンクセット

AC-126公園ベンチ  ¥200
公園にあるシンプルなベンチ。2個入り。

AC-138 雪見灯篭  ¥250
既発売の灯籠3種は主に神社用でしたが、今回は庭園に置くタイプの灯籠です。2個入り。

AC-163灯油ポリタンクセット  ¥250
一般的な18ℓ入りのポリタンク。赤、青、白×各2個入りのセット。

AC205 ガードレールセット(新型) AC205 ガードレールセット(新型)

AC205 ガードレールセット(旧型) AC206 ガードレールセット(旧型)
AC-205ガードレールセット(新型)  ¥1,000
AC-206ガードレールセット(旧型)  ¥1,000
道路には欠かせない設備ですが、意外に作り難いパーツでした。製品は基本となる4スパンのガードレール×1とその端部×2。両袖のタイプ×1。支柱は反射鏡(デリニエーター)付となし×各5本のセット。昭和47年の規格化以前の旧型と安全性の点から端部を丸くした新型の2種を製品化しました。接着して組み立てるキット形式。

AC-171 電話ボックス(暖地タイプ) 窓ガラス部はエコー製ブルー窓セル使用 AC-172 電話ボックス(積雪地タイプ) 窓ガラス部はエコー製ブルー窓セル使用  ST-102 川口観音堂  RF-101 総研型踏切板(4m道路用)

AC-171 電話ボックス(暖地タイプ)  ¥550
AC-172 電話ボックス(積雪地タイプ)  ¥600
昭和を象徴する「丹頂鶴」と呼ばれる電話ボックスに対し現在でも使われているガラス張のタイプ。一般的な暖地タイプと積雪地用の階段付かさ上げタイプの2種。製品はベース、フレーム、ガラス部、屋根、電話機の5ピースからなるキット形式で簡単に組み立てられ、電話機は黄色と青色の2種が選べます。ガラス部の透明性をより求める方は市販のブルー窓セルの使用をお勧めします。

ST-102 川口観音堂  ¥850
安曇野市に実在する観音堂。ベース、本体、屋根で構成。

RF-101 総研型踏切板(4m道路用)  ¥500
現在の踏切の大半に使用されているPC製規格型踏切板。
KATO製ユニトラックに合わせてあるので、それ以外の場合は調整して使用します。

(あ)


2022年4月16日 「こんなモノあります」から「委託品」コーナーを独立新設。

今まで「こんなモノありますコーナー」でご紹介していた委託品を「委託品」コーナー
として独立させました。委託品は動きが早く、展示すると同時に売れてしまうものも多く、ご来店されたお客様優先の感じでしたが、広く情報発信して多くのお客様の利便を考えることにしましたので、是非ご利用ください。唯ご紹介出来るのはほんの一部なのと、一品ものの為、在庫の管理が追いつきませんので、その点はご理解の程宜しくお願いします。
また、当店ならではの「ジャンクパーツコーナー」は、不要品の買取品でホームページではご紹介出来ませんが、旧型のモーター、インサイドギア等の旧型伝動装置関係や、ベーカーカプラー、米粒球、管球のような現在は市販されていないようなパーツも豊富に在庫しています。但し在庫は流動的ですから、いつでもあるわけではありません。絶版パーツが安く買えるのも運次第ですから、レストアに興味のある方は是非覗いてみてください。
一方の「こんなモノありますコーナー」では、市場から姿を消していた、天賞堂の「電機用運転台」「中間台車用ダミーモーター」をご紹介しています。最近は分売の無くなった「段付きビス6種」も工作ファンには嬉しい情報と思いますので、是非チェックしてみては如何でしようか?

(あ)

swfu/d/IMGP0083_R2.JPG     image0.png

天賞堂 電機用運転台3タイプ 箱型電機用、EF65用、EF65 1000用

天賞堂 中間台車用ダミーモーター2タイプ EF65用、EF81/EF64 1000用

M2段付きビス6種


2022年3月19日 「書籍在庫一覧」コーナーを新設しました。

専門書籍の数々

ホームページの中の「BOOKS」ページをご覧いただければお分かりのように、当店は鉄道書に関し、鉄道模型店としては格段の品揃えをしております。
ある時期までは「書泉グランデ」にさえ無い「鉄道史資料保存会」刊行物に関する関東唯一の取扱店でもありました。

本屋さんのようなBOOKコーナー

昨今はアマゾン等により書籍の流通も変わって来た為、取り扱いの範囲を縮小していますが、現在入手不可能な書籍/刊行物も多く在庫しておりますので、興味のある方は是非ご一読ください。通常店頭に出し切れていない本が大半なので、お探しの本が見つかるかも知れません。

(あ)


2022年2月10日 「犬走工房/3Dアクセサリーシリーズ第2弾」新発売!

昨年11月20日のこの欄でご紹介した新メーカー「犬走工房」による3Dアクセサリーシリーズは大変好評を頂いておりますが、今回それに続く新製品13点が発売になりました。シリーズのコンセプトはそちら(→前回の記事)に詳述しましたが、今回製品では農村情景の再現を目指す方向性がより鮮明になっています。
何よりも「アクセサリー」は、あればあるだけ様々なシーンを演出できるので、製品の展開により、レイアウトやジオラマでの楽しみが広がるのが嬉しいところです。
本来当社製品として製品化を予定しておりカタログにも載せている品も多く、今後は連携して発売していく予定ですので、ご期待ください。
今回からは多少大き目の物もあり、又非常に繊細で破損しやすい為、その対策をしたパッケージでは価格が高くなってしまうので、廉価がコンセプトのこのシリーズ製品の販売は店頭と通販のみに限らせていただきます。

AC-124 カラーコーンセット AC-125 板ベンチセット AC-127 消防ホース格納箱(赤) AC-128 消防ホース格納箱(白)

AC-124 カラーコーンセット  ¥350
赤いカラーコーン単体が6個、5個積み×2個、コーンバーの長短×各2本のセットで様々なシーンが演出できます。

AC-125 板ベンチセット  ¥300
茶色の木製タイプと、青/緑のプラ製タイプ×各1個入りのセット。

AC-127 消防ホース格納箱(赤)  ¥250
地方ではよく見かける設備。文字が凸モールドなので、白色のドライブラシで色入れすると効果的です。2個入り。

AC-128 消防ホース格納箱(白)  ¥250
(赤)とは逆に赤色で塗装後に本体の白を生かし、文字部を研磨して文字を浮き立たせます。2個入り。

AC-131 道祖神セット AC-135 石灯籠(A) AC-136 石灯籠(B) AC-137 石灯籠(C)

AC-131 道祖神セット  ¥200
文字タイプと双体道祖神×各1個入り。

AC-135 石灯籠(A)  ¥350
安曇野市八ツ滝不動尊タイプ。2個入り。

AC-136 石灯籠(B)  ¥350
春日灯籠タイプ。2個入り。

AC-137 石灯籠(C)  ¥200
安曇野市諏訪神社参道タイプ。2個入り。

AC-161灯油ホームタンク丸型セット AC-162 灯油ホームタンク角型 AC-202 マンホール蓋セット

AC-161灯油ホームタンク丸型セット  ¥500
農家はもちろん、寒冷地では一般住宅でも欠かせない設備で、タイプ違いのクリーム色と灰色×各1個入り。

AC-162 灯油ホームタンク角型  ¥500
丸型と同様な目的の設備で、ベージュ色×2個入。

AC-202 マンホール蓋セット  ¥300
道路に変化をつけるのに絶好のパーツ。道路用のペーパー材料を貼り付ける前に丸ポンチで穴を開けて、はめ込みます。市販ポンチサイスに合わせた大中小サイズ×各2個入り。

AC-211 スルースゲート(導水路門) ST-101 スチール物置(A)

AC-211 スルースゲート(導水路門)  ¥300
川や用水路から水田に水を取り込む設備。青色×2個入り。

ST-101 スチール物置(A)  ¥500
クリーム色の本体に緑/赤の屋根をはめ込むだけ。各1個入り。

(あ)


2022年1月28日 あとりえピクタの「粘着シールパーツ」新発売!

名鉄の特製品からスタートした「あとりえピクタ」はその対象も広く私鉄から国鉄/JRと広くなり、美しい塗装で定評の工房です。またメーカーとして名鉄を主とした各種パーツ類も発売していて私鉄ファンにはお勧めです。一方「タイヤペイントマスク」と云う車輪の側面を塗装する際の便利なアイディア製品もラインナップしています。→(詳細はこちら)
そして今回「粘着シール」を使用した製品が3種6点発売されましたので、ご紹介したいと思います。

PG-04 ドアー突き当てゴム (ブラックタイプ) ドアー突き当てゴム (左からライトグレー、ダークグレー、ブラック) 突き当てゴムとドアレール使用画像1 突き当てゴムとドアレール使用画像2

「ドアー突き当てゴム3種」は艶消粘着シートに0.4mm幅にカットされたモノが並び、それをピンセットで剥がしてその位置に貼って使用します。従来は烏口で描いたり、自分で切り出したりしていましたが、これを使えば簡単かつ綺麗に仕上げることが出来ます。色は黒、ダークグレー、ライトグレーの3色で、それぞれ23mm長×108本、26mm長×54本入りのセット。長い方を使えば、気動車やキハ30系のドア(外側にも付いています)等にも使えます。

PG-05 ドアーレール    モーター腹巻 使用画像 PG-06 モーター腹巻 (グレー)

「ドアーレール」はメタリックシートに0.4mm幅にカットされた、片扉用13.5mm×80本、14.5mm×40本、両開扉用8mm×160本、8.5mm×80本、フリーサイズ用38mm×10本のセットで、使い方は突き当てゴムと同じです。帯金と違い厚みが出ないのがメリットです。
「モーター腹巻セット」は床下に付けたモーターを目立たなくするもので、床下器具に隠れるとは云うものの、これを使えばいとも簡単に綺麗にカバーできるのです。ビニール系シートで、色は黒とグレーの2種、それぞれEN-22用×6、LN-12用×4、LN-15×4、CN-22×4のセットですが、その他のサイズの場合はカットか継ぎ足しで応用出来るでしょう。
雑誌の製品紹介欄に載らないのに、こんな便利なパーツもあると云うことで、ご紹介してみました。

(あ)

PG-02ドアー突き当てゴム (ライトグレータイプ)
PG-03ドアー突き当てゴム (ダークグレータイプ)
PG-04ドアー突き当てゴム (ブラックタイプ)
PG-05ドアーレール (両開き・片開き用)
PG-06モーター腹巻 (グレー)
PG-07モーター腹巻 (ブラック)
各¥700(税別)

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