日本型鉄道模型 HO/16番専門のメーカー&プロショップ

よろず日誌 2018年

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「日誌」と云っても、その日の出来事だけにとどまらず、通常のページには収まらないようなネタを盛り込んだ「ブログ的雑記帳」です。当ホームページの中では、チョッと息をぬいた軽めな文章で、古ネタや鉄の話もしたいと思います。多忙の為、スパンが長くなるのはご容赦ください。


2018年12月22日 「45周年サンクスセール」残り7日間!

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年末恒例の「サンクスセール」ですが、今年は45周年と中途半端な記念とは云え、5年毎の特価品を増やしたセールとなっています。お陰様で連日多くのお客様にご来店いただき、お待たせしたり、電話の応対が出来ない程で、嬉しい悲鳴を上げております。

また、新製品として天賞堂 9600型、トラムウェイ C60型、エンドウ 70系K、アオシマ 1/45 EF66K、Maxモデル Wルーフ客車K第3弾、のぞみ工芸 横浜市電1300・1500K、ワールド工芸 テラ1K、尾小屋キハ2K等が入荷しています。

セールとは関係ありませんが、市場から姿を消している「マシマ製蒸機用モーター各種」や、「篠原製ポイント」等もそれなりにありますので、是非ご来店をお待ちしております。

(あ)


2018年9月29日 「第58回全日本模型ホビーショー」速報

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毎年恒例、春の静岡、秋はビックサイトで開催される「ホビーショー」に行って来ました。

まずは「TOMIX」ブースへ。前回のJAMで70系の発表をしてしまったので、それ以降の新製品発表はありません。それは明後日の「軽便祭」でBIGな発表がありそうなので期待しましょう。
展示は今秋発売になった「EF71」と12月発売予定の「683系」が3Dによる先頭部サンプルに中間車の車体が加わりました。それと1月予定の「10系客車」は再生産品なので全種が展示されていました。

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「KATO」ブースでは何と云っても「キハ81」の詳細発表でしょう。発売は来年の3,4月ですが、キハ81とキハ82-900が新製品。そして従来の82系(基本4輌セットとそれぞれの単品)ですが、動力が新しくなるためM車の混成は無理なようです。
それと好評の「キハ110」に早くも「飯山線リバイバル色」が登場していました。
ここの所、毎回実演しているのがノッホのレイアウト用品。KATOの力の入れ具合が伺えます。

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アオシマのOJ「EF66」はいよいよ発売で「DD51」と並んで展示されていましたが、さて製品は問題なく良く出来ていて、しかもコスパ抜群の製品ですが、16番のファンには食指が動くものか非常に興味のあるところです。

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土日は一般公開日です。プラモデルメインのショーですが、興味のある方はお出掛けになってみては如何でしょうか?

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2018年9月26日 軽便ウィーク!

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半蔵門のJCIIフォトサロンで開催中の「諸河久作品展/軽便風土記」を見に行って来ました。氏とは私が鉄道友の会に入会した高校生の時からの知人です。
その後、同じ鉄道でも私は模型で、氏は写真の道を選んで今日に至っているわけです。「鉄道ファン」編集部に居た時は折込ページをはじめ、素晴らしい写真で活躍、その後は独立して沢山の写真集を出しているので、皆様ご承知のことと思います。
今回の写真展は高校、大学時代に残存していた軽便11社全部を行脚した際の記録で、モノクロ88点の写真は軽便ファンには垂涎モノばかりです。
30日までとあとわずかですから、是非お出掛けになっては如何でしょうか。

一方、週末30日(日)は「軽便鉄道模型祭」、前日の29日(土)は「プレイベント/軽便讃歌Ⅸ」が開催されます。今回は好評の「地方私鉄1960年代の回想」を出版された風間克美さんの講演が楽しみです。

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さらに軽便イベントとして、私が毎年参加している「頚城鉄道一般公開」が、今年は10月13、14日に開催されます。百間町の車庫にコッペル、ホジ3、DC92と客車、貨車が混合列車となり動く様はまさに現役時代そのまま、乗車も出来ますから、まだ行かれたことの無い方は是非一度お出掛けになり、軽便の実体験をお勧めします。

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(軽便祭、頸城共に写真は昨年撮影のものです。)

(あ)


2018年7月14日 「鉄道車両色見本帳」第3巻発売

交友社 鉄道車両色見本帳 第1巻 国鉄・JR編 交友社 鉄道車両色見本帳 第2巻 大手私鉄・地下鉄編 交友社 鉄道車両色見本帳 第3巻 地方私鉄編

鉄研三田会編集/交友社発売による「鉄道車両色見本帳」の第3巻「地方私鉄編」が発売になりました。
この本は2005年に第1巻「国鉄・JR編」2009年に第2巻「大手私鉄・地下鉄編」が刊行されています。
模型の製作にあたり、最後の塗装でその塗色に悩んだ経験はどなたにもあることと思います。近年はともかく、古い車輌だとなかなか正しい色が分からず、苦労をさせられます。モデラーも多い三田会メンバーがその想いも含めて作ったのがこの本です。
デジタル万能な昨今と違い、フィルムが高価だった時代にこれだけのカラー写真を撮り、資料としてまとめられたのは流石、慶応鉄研の底力に違いありません。
全編カラー写真のこの本は、写真集として又資料としてもおすすめの一冊です。
この後第4巻「路面電車・第3セクター・専用線編」の発売が待たれます。
現在全巻在庫がありますので、この機会に揃えられては如何でしょうか?

  第1巻 国鉄・JR編      \3,800+税
  第2巻 大手私鉄・地下鉄編  \2,600+税
  第3巻 地方私鉄編      \3,000+税

その他、色で困ったときに参考になる本をいくつかご紹介します。
すべてオールカラーの本です。(特記以外は税別です)

交友社 「蒸気機関車に敬礼Ⅰ」 ネコ 「総天然色のタイムマシーン」 JTBパブリッシング 「昭和30年代鉄道原風景」路面電車編 JTBパブリッシング 「昭和30年代鉄道原風景」西日本私鉄編

蒸機のウェザリングの参考には大判で安く、蒸機ファン必携の一冊がコレ。
  交友社 「蒸気機関車に敬礼Ⅰ」 \1,200

諸河久/吉川文夫の両氏による、地方私鉄黄金時代のフルカラー写真集。
  ネコ 「総天然色のタイムマシーン」 \2,800

見たことのない発掘カラー写真満載。J.W.ヒギンズ氏による貴重な写真集。
  JTBパブリッシング 「昭和30年代鉄道原風景」路面電車編  \7,000
  JTBパブリッシング 「昭和30年代鉄道原風景」西日本私鉄編  \7,000

JTBパブリッシング 「昭和30年代バス黄金時代」 JTBパブリッシング 「昭和40年代バス浪漫時代」 ネコ 「思い出色のバス」1950~1960 ネコ 「思い出色のバス」2

同じシリーズのバスの写真集。バス以外の自動車、街並みが懐かしい。
  JTBパブリッシング 「昭和30年代バス黄金時代」 \7,000
  JTBパブリッシング 「昭和40年代バス浪漫時代」 \7,000 

ついでにもう2冊。こちらは安価なバスの本で、昭和30年代のカラーがメインです。
  ネコ 「思い出色のバス」1950~1960  \2,400(税込)
  ネコ 「思い出色のバス」2       \2,500(税込)

「鉄道車両色見本帳」以外はすべて在庫限りの為、興味のある方はお早くどうぞ。(あ)


2018年5月11日 「第57回静岡ホビーショー」に行って来ました。

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いつもは初日に行き速報としてお知らせしていますが、今回は所用の為に2日目になりました。2日目の割にはかなりの人出で活気を感じました。

まずはいつも通り、毎回会場入口にブースを構える「TOMIX」へ。
残念ながら新製品の発表はなく、16番では7月発売予定の「EH800」の車体サンプル、今月末発売の「ED75 0と700番台4種」は製品サンプルを展示。先に発表の「EF71(1次形)」は、まだポスターのみでした。

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一方、好評の「鉄コレナローゲージ80/猫屋線」は今月発売の第4弾「キハ+客車2編成」を展示。同じナローでも新シリーズとなる「富別(とみべつ)簡易軌道」第1弾となる「自走客車あおぞら号+無蓋貨車」と「自走客車はまなす号+ミルクタンク車」をそのイメージを再現したレイアウト上に展開。味噌汁軽便とは異なる情景に興味を持つ新しいファンが増えるかも知れません。

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お隣の「KATO」ブースでは、今月発売の「キハ110」が目を惹きました。スッキリとした車体にディテール豊かな台車と床下器具は、墨入れしたらさぞ素晴らしいものになるでしょう。MT編成も用意されKATO製品ならではのコスパの高さもあって、かなり人気の出そうな製品です。
好評の旧国に続き、いよいよDD51が近日発売の「サウンドカード」と、スマホ/タブレットで運転+サウンドコントロールも出来る「スマートコントローラー」は簡易DCCとして注目の製品です。
従来「ウッドランド製品」を国内展開しているKATOですが、今回からは「NOCH(ノッホ)製品」も同様に販売することになり、シーナリー派には福音でしょう。

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「マイクロエース」期待の「マイクロスピーカーシステム」(→こちら)はいよいよ秋に発売の様子。サウンドはいよいよ選択に迷う状況になって来て、嬉しい悩みかも知れません。

「アオシマ」は前回すでに車体サンプルを公開した「OJ・EF66」が今回中間台車サンプルを展示。構成パーツだけで約200点と云う凄さですから、DD51に続き工作ファンには待望の製品で、発売が待たれます。

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なお予定品は全てご予約受付中です。

(あ)

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2018年5月5日 「珍しいモノいろいろ」

以前このコーナーでもご紹介したように、当店ではレストア用に必要な、現在では入手不可能なパーツ類を積極的に取り扱っています。(→過去の記事)(→こんなモノありますコーナーNo.7)
皆様のご協力のお陰で珍しいパーツ類が沢山集まり、出された方は「引出しの整理になった」「売ったお金で新しいパーツが買えた」と大変好評を頂いております。
勿論そのお陰で「諦めていた車輛が復活した」「昔の形で完成出来た」と喜びの声を頂き、商売抜きでやりがいを感じます。

細かいモノが多い為、全部をご紹介出来ませんが、本日入荷の品で面白そうなモノを上げてみます。当然店頭に出した瞬間で売り切れるモノもありますので、その点はご了解ください。部品は複数あるモノもございます。

つぼみφ8.5スポーク動輪(16.5mm用、ウォームなし、ギア付/なし各1セット) 20セットあり¥500
φ8.5ギアユニット(HB=19mm)インターバン用¥950
ブリル台車各種(HB=26mm、ドロップ製)¥800/¥1,000
メーカー不明スプリングベルト(連動用、φ1.5×50mm)¥100
スプリングベルト(Oゲージ用? φ2.1×300mm)¥200

レストア用ではありませんが、一緒に入荷したチョッと珍しい「こんなモノ」の一部です。

しなの
マイクロ
DD16エッチング板(極初期品)コレクターズアイテム¥500
キハ35 900キット¥5,000
ひかりED76(北海道)エッチング板キット¥2,000
DD51(1号機)エッチング板+ロスト台車キット¥1,600
三重交 デ51 エッチング板+ロスト台車キット¥1,500
フクハラエッチング板 各種¥500~¥800
乗工社頚城ホジ3キット¥1,000
カツミFS333台車(プレーン、ピボット×各1セット)定価¥11,600→¥6,000
FS10台車(プレーン×4、ピボット×1セット)定価¥9,000→¥5,000

(あ)

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2018年4月8日 「鉄道模型アートマルシェ」開催

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詳細は画像をクリック

貨車や最近では加悦鉄道ハブ3のエッチングキットを発売した「Rail Classic」さんが主催する展示会のお知らせです。
非常に小さな会場との事ですが、名前のように、鉄道模型をアート作品として広く世間に認識して欲しいと云う、私も常に思っている事を行動に起こされたのは、素晴らしい事です。
雑誌でお馴染み、小林隆則さんの「On草軽のモジュール」や宮下洋一さんの作品を見られるだけでも、行く価値があると思います。私の好きな工藤芳夫さんの作品も出るようです。
販売もありますから、今度の週末是非お出掛けになってみては如何でしょうか?

(あ)


2018年4月1日 シノハラ製レール生産終了のお知らせ!

すでに情報が流れて、ご存知の方も多いようですが、1週間ほど前に㈱篠原様より4月25日をもって「1950年創業以来の製造部門終了」の連絡がありました。

レールでは世界的にも大きなシェアを持つ同社製品ですが、日本では圧倒的なものとなっていました。

フレキ、ポイント類のバリエーションの多さと比較的低価格でレイアウトや運転会の組立式には欠かせない存在でした。

突然の発表で戸惑われる方も多いと思いますが、レイアウトの予定がある方は至急購入される事をお勧めします。

すでにまとめ買いが始まっており、市場在庫が急速になくなる事は必至です。

当店ではHO(13mmを含む)OJ、ナロー関係は全製品を在庫しておりましたが、連日欠けて行く状況です。

不足分に対しては最大限の発注をしておりますが、全国からの膨大な注文数と製造能力との兼ね合いがあり、どこまで完納出来るかは不明で、商品によっては納期の遅延、キャンセル等が発生する場合がございますので、あらかじめご了承の上ご注文下さい。

問い合わせ多数の為、この件のご注文に関しましてはFAX又は郵送に限らせて頂きます。

(あ)


2018年3月24日 「第3回池袋・鉄道模型芸術祭」

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都内は桜が満開となる中、早くも3回目となる「池袋・鉄道模型芸術祭」に行って来ました。
昨年までは会場前の広場で行われていた「マフ・ポッター号」の運転が今年は中止で残念でした。
3か所の部屋に分かれての展示ですが、まずは「日本の蒸気を愛する会」のコーナーへ。著名な蒸機モデラーによる作品の数々は、明るく見やすくなった2台のケースにジオラマと共に圧巻の展示。いずれも完成度の高い精密な工作に目を惹かれますが、各人各様なウェザリングによるフィニッシュの違いに興味を持ちました。
プラ製やカンタム製品を加工した作品もあり、今後の蒸機工作の方向性を表していて、参考になると思います。
当社スタッフ斉藤彰宏の作品「13mm、C57型」も展示されていますので、是非ご覧ください。
隣に展示されている金子和夫氏の機関庫セクションも完成度が高く、お見逃しなく。
いつもながら中身の濃い「ナローゲージ・ジャンクション」のコーナーは多種多様で見飽きることがありません。
そして岩手軽便レイアウトの予告で気を吐く松本謙一氏の元気には脱帽です。
広い方の会場に今年は「ノーブルジョーカー」が不参加の為、やや寂しさを感じました。

明日は10時~17時ですが、会場前のバス停から「高島平行き」に乗れば、そのまま当店に来られますので、是非お出掛けになってみては如何でしょうか?

(あ)

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