「第53回全日本模型ホビーショー」レポート
「第53回全日本模型ホビーショー」レポート
5月の静岡に対し、10月のホビーショーは幕張メッセで開催されます。主体はプラモデルですが、主要鉄道模型メーカーも出展していますので、今回は1日のみの業者日である11日に行ってきました。(12、13日は一般公開されます)
まず「TOMIX」は今回12月に発売になる「トワイライトエクスプレス」とEF81の3タイプ(トワイライト色、トワイライト色PS、ローズ色)を展示。いよいよ全貌を現しました。
これで「カシオペア」「北斗星」と3本の豪華寝台特急が16番プラ製品でも揃うことになり、運転会が賑やかになりそうです。
しかしいつも元気な「TOMIX」にしては来春までの新製品予告に「N」の文字しかなく、チョツと寂しく感じました。他に予告から随分待たされましたが、1/12のオハネ24型の室内を超細密に再現したインテリア模型がいよいよ発売になります。室内はもちろん、寝具、スリッパの小物まで再現。室内灯と読書灯も点灯し、走行音、汽笛、ドア開閉音、笛合図まで鳴るサウンドユニットが付属しています。¥28,000(税別)ですが、ボリューム満点で、欲しくなってしまうニューアイテムです。
一方の「KATO」は今回嬉しいネタが一杯!夏のNショーで発表された「E5系新幹線はやぶさ」はJAMで中間車のサンプルが展示されましたが、今回ついに試作品ながら快調にエンドレスを走行する姿を披露しました。11月発売予定ですが、初回分は早々に完売しそうな状況のようですから、興味のある方はお早目のご予約をお薦めします。
E5系が走行していた線路が、新製品の「カント付線路」で730と790RでPC枕木タイプ。従来お馴染みの黒い枕木の「KATO線路」に対し、幹線にぴったりのイメージで、今後こちらの方が普及するようになるかも知れません。カーブに対し傾いて進入して来るのを見てしまったら、もう戻れなくなる方も居るのでは…。
線路関係では先日発売された、架線柱2種に対し、さらにワイドタイプ2種が、また再生産ではEF65と20系客車の発売が予告されていました。
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